仕入れる情報を「選ぶ」という重要性
最近テレビを毎日点ける、という習慣をやめた。
最近といっても、もう2.3年以上になるが。
理由は明確にある。
「知らなくても良い情報ばかり」を自分に取り入れる事が不必要だなあ、と思ったから。
ニュースは毎日どこかで誰かが殺害された、事故事件が起こった。逮捕された。などのネガテイブニュースばかり。
その後どうでもいい芸能人のスキャンダルネタのオンパレード。
心の栄養にするには、表面的な情報ばかりで、結局自分で気になるニュースをピックアップして、深掘りする作業が必要になる。
バラエティ番組に関しては…書くまでもなく論外。
私という人間に必要な情報だけを取り入れて、自身の能力を最大限に発揮出来るように、習慣を変えていくこと。それを為さねば、恐らく私が今抱いている実現したいことには到達できないから。
世の中の流れを捉える、と言うことは俳優にとって大事な要素だけれど、どうでも良い情報を見聞きし続ける事で、脳のパフォーマンスを落としたり、時間という1番大切なものを犠牲にするのは余りにも無駄が多すぎる。
…こんなこと書くと、恐らくメディアとか映像のお仕事は遠のくばかりかもしれないが(笑)それでも構わないかな。
テレビを見る時間がなくなった事で、読書や掃除、何もせずぼーっとする、創作する時間を増やせたことは、明らかに生活が豊かになった事の実感に繋がっている。
たまに、流行のネタとかを誰かが喋ってる時に、「何それ?」状態になることは増えたけど(笑)
最近の読書は、松下幸之助さんの本。彼の人生、仕事観、政治観は、共感できるポイントが多くて、かつ勉強になるお話がとっても多い。
彼の人生から得た様々なエピソード、それに対する考え方、持論から。色々なことを男として、俳優として吸収したい。