人・資料から学びリアリティを導く
どうも、海渡です。
今日は朝から稽古して、お昼からは日露戦争当時の、ロシア人捕虜にまつわる場所、資料に触れるべく、松山へと足を運びました。
まずはロシア兵墓地。
終戦後から何十年たった今でも、毎日学生さんが掃除をして、清潔に保たれている。戦死した兵士達は、遠き祖国の方角へ向いた墓の下に眠っている。
次に松山赤十字病院にて、ご挨拶(誓いのコインで赤十字の関わりも描かれるため)と、包帯の巻き方を指導して頂きました。
沢山の書類、写真、道具などの資料に触れて、当時の世界を覗き見る。
それを舞台の上に乗せる。見る前とは明らかにリアリティの異なるものが出てくる。
やはり体験は大事で、なによりその資料や情報を通して、「自分ごと」としてその場に居られる説得力が増すこと。これがとっても重要だと、再確認する次第でした。