意志を継ぐ。想いを届ける。
どうも、海渡です。
6月2日・本番終演後、今年で最後となった 奥久谷・葛掛五社神社(くずかけごしゃじんじゃ)のほたる祭りに参加してきました。
神社について詳しくはこちらhttps://yaokami.jp/1380082/
私はこのイベントがとても好きでした。
最初に開催された時は、30人ほどしか参加者が集まらなかったらしい。でも、近年はおよそ1000人近くの人が集まるようになり、雨天中止にも関わらず、第20回となる今回まで一度も雨による中止は無かったそう。
そんな伝説もすごいのだけど、もっとすごいのは、その祭りを支える運営サイドの方々。
全ての方がボランティアでこの祭りを支え続けた。損得抜きに。
なぜやるのか、楽しいから。参加者の皆さんの喜びを感じるから。
演劇は祭と似ている。
はっきり言って演劇はアナログだし疲れる(笑)
でも、演劇にしかない、出来ない世界があって、そこにお客様を連れて行けた時のそれは、日常では絶対味わえないものだからやってる。そんなところがある。
話を戻して。
鎮守の社で、お祭りに集った皆様に芸を披露する人、出店に並ぶ人、ここぞとばかりにはしゃぐ人、ジッと座って芸を眺める、酒をあおる人…
それぞれに祭を楽しんでいる人々。この空間が、演劇だ。
私は劇中歌とともにソーラン節を披露しました。
とにかく無心に、漁を愛する漢の舞を披露しました。
参加者の全ての人のこれからの「大漁」を願って。
この祭りの幕は閉じるとも。関係者・参加者の皆さんの心に残り、後世に語り継がれる事でしょう。
心から、この祭の歴史に足跡を残し、最期の瞬間に立ち会う事が出来て嬉しく感じています。
この感動を忘れずに、これからの芸術活動に活かしていきます。感謝!
せっかくなので、瀬戸内工進曲で清吉を演じる田中君ファンに向けてサービスショットを残しておきますか。彼は自然体でこんなポージングが出来る、ロマンティックな男なんです。
では、また。