Impro session 2019 7/30
直井 玲子 さんが東京から愛媛に出張されるとの事で、急遽お願いして開催出来たインプロセッション。いずっち、コーディネートありがとう🙇♂️
キース・ジョンストンの弟子である高尾さんにインプロを学び、教育現場で応用・実践している彼女に様々なワークをシェアして頂きながら、演技というよりは人間同士の交流の在り方(様)を探求する、有意義な時間だった。
これは毎回感じる事なのだが、普段職業俳優として舞台に立っている私達は、いかに舞台上で不自由な状態で実演しているかを痛感させられる時間でもある。(そもそもそんな状態がまかり通っている事自体がおかしい・レベルの低さを感じるのだが…)
即興している時の自身や相手役の人はなんて生き生きとしているんだろう。
これをキャスト全員が舞台の上で出来たら、お客さんは今よりもどれだけ喜んでくれるだろうか、新しく興味を持ってくれる人が増えるだろうかと。
もっと、その瞬間に、その時感じたものに素直であっていい。すでにルートは自分の中にあるのだから。音や動きをロボットの様に固定化してしまわなくていい。
俳優誰々さん…ではなく。与えられたその人として生きていていい。そう信じられるまで、そう在れるようになるまで。
まだまだ探求・実践は終わらない。それはあくまでも自分ではなく、共演者、相手役を活かすため。お客さんによりよい実演を届けるため。
私は人生の全てを、この仕事に掛けたい。臭うねえ。今日はいいや。臭わせとけ。