着実な一歩
どぅも、海渡です。
私が勤めるお店の入り口周り全景。これは9月の三連休中の大盛況の様子。空間がもう演劇なんよ。
東京駅の地下飲食街「グランスタ」の角店、東京ギョーザスタンドウーロン。
ひと月に1500万以上を売り上げる、とんでもない繁盛店です。
でも、それは今までこのお店を立ち上げ守ってきた先輩方や、沢山のメディアに関わり取材して下さる方々。
そして何より、旅路の途中に足を運んで下さるお客さんのおかげだなぁと。
転職して5ヶ月にして、このお店を任されるなんて。
私としては、本当にプレッシャーを感じるというか、胸がザワザワしながら数字と睨めっこする日々というか。
日々、お客さんと関わって感じる事は、
東京駅は本当に出会いや再会・別れの交差点だなーという事。当たり前だけど。
「お味いかがでしたか?」とお声掛けした際に、「美味しかったよ!」と返して下さるお客さんとの交流は、少し気恥ずかしいが温かい。
大きな荷物を引きずり入店して下さった方には
「すごい荷物!どちらからですか?」とお声掛けしたら、
「新大阪!仕事で写真撮りにきたよ」と、お客さんの旅路の詳細やストーリーをつまみ食いさせて頂いたり。
本当に、ただしんどい日々ではなく、楽しい場面がいくつも散らばってて、全然苦に感じない。
独立すれば、こんな既に軌道に乗ったお店ではなく、真っ新で、誰も知らない、助けてくれない店をこのお店と同じか、それ以上に売れるお店にしていく必要がある。
そんな事、可能なのか?と本当に不安になるばかり。
だから、とりあえず今はこのお店の営業を守る、改善できる所はしっかり改善し、より環境を良くしていくつもり。そして、ここで得られる経営に必要な能力や知恵を吸収して、磨いてく。
恵まれた環境に、勇気を持って飛び込む決心をした過去の自分に感謝しつつ、精進していきます。
では、また。