Diversion

俳優13年⇒学童の先生2年⇒現在飲食業サラリーマン。珈琲豆焙煎人でもある宇高海渡のユルかったり熱かったりするblogです。記事の内容は随時添削する事が多いので、あなたが訪れた2.3日後には少しずつ変化しているかもしれません。ご了承下さい

【飲食の世界、3年目!】

○待たせたな

皆さん、おはこんばんにちは!お久しぶりです!

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このブログをまだ見ている人が、もしくは私の事を検索してくださり、ここに辿り着いた人がいる事に、驚いています。毎月200〜300アクセスくらいして頂けているみたいで、何も更新していないのが申し訳なく…

 

気づいたら30,000アクセス超えていました!

 

前回の記事が2023の1月。

もう1年と7ヶ月も経ってしまいましたが、

久しぶりに近況や、今の感覚を書いてみようと思います。私らしく、細かいテーマやプロットを考えず、即興的に。

 

○序幕(飲食の世界に飛び込んで3年目ですが)

とかく、一つ言えることは!

【サラリーマンとしての自覚】ができ始めました〜!という事です(笑)

 

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数年前まで、

会社・限られた組織、コミュニティ

に属し続ける事に対して、

嫌悪とか恐れに近い感情を持っていた自分なのですが。

 

石の上にも三年。

気付けば限られたコミュニティ(1店舗)の長となり。

 

2年が経ちました。

 

以前に投稿した内容を具体的な行動に変えて、有言実行、継続。

 

失敗してばっかりだけど、絶対結果を出すまで諦めないと、やってやるぞと自分や周りを鼓舞しつつ。

 

少しずつ努力が実り。

会社の中でも上から5番目のポジションになる位、順応というか

役割を演じられています。

 

しかしながら、

まだまだ実力が足らない部分も多く。

今だに同じ失敗を繰り返したり、

判断ミスもしま…す。

量は減ってるけど、役職が上がるにつれて

失敗してはいけない責任の度合いも上がるので

限りなく、0に近付けていきたいものです。

 

○自分が成長する!から、

「周りと一緒に成長する」へ

 

良いお店をつくる🟰良い組織をつくる

であること。

これは間違いない。

どれだけ自分が一生懸命頑張って、お店を回してやるぞ!と思っても、

飲食店はチームワーク。

一人の力で全てのステータスを上げるのは限界がある。

だからこそ、社員もアルバイトも関係なく、

成長する必要がある。

わかっちゃいるけど、

言うは易し、行い難しで

出来ない人が多い。

なぜなら、人間は「感情」の生き物だから。

どれだけ理性で素晴らしい教育プランや

マニュアルを描いたとしても、

それをチームに実行させられなければ

絵に描いた餅。

 

じゃあどうやって組織作りするの?

しかも、日本人だけでなく

ベトナム人ミャンマー人の方の

混合チームで。

 

それを2年試行錯誤して、ようやく今年の夏。

「こうすれば良いんだ!わかった!」と思える一つの答えを見つけられた実感があり。

 

気付けばそれが【前年比を超える売上】という、1番答えがわかりやすいものに反映されていました。

 

○簡単な2年ではなかったけど、乗り越えてきた

 

アルバイトの方の謀反や離反・離職。

アルバイト同士の喧嘩。

思うようにいかない部下の育成。

誰もやらないなら(協力しないなら)私がやる!とその場しのぎのマンパワー発揮で

解決したつもりになったり。

 

それで結局、計画していた教育が進まないまま、

自分独りが頑張っているつもりになり。

いつの間にか

独りよがりなリーダーになっていたり。

 

ふてぶてしい不遜な態度や心象になったり、

無力な、能力の低い自分に怒り狂い、

自責の念に苦しめられたり。

 

結果を出す、出し続ける事が出来ない。

怖い。辛い。

やりたくない。やめたい。

という、負の感情のループに陥ったり。

 

それでも「なにくそ!」と弱い自分を叩き起こして、

【自分の何がどう変われば、周囲に良い影響を与えられるのか?】

【良いリーダーとは?】

【飲食店で良い組織作りとは具体的に何をするべきなのか】

 

を、叱咤激励して下さる社長・上司から学び、

自分でも学びと実践を繰り返して、

時々、演劇の世界と学童の世界での生活で

得た学びに助けられながら

少しずつ、自分自身を変え、他者への影響も変え、お店の様子を変えることが出来てきました。

 

○こうすれば良いんだ、の本質的な答えとは?

 

結局、私自身は何を持って以前と変わったのかという話ですが。

 

周囲に認めてもらう、尊重・尊敬してもらう「見られ方」をする為に、まずは自分自身の行動変革をした、「リーダーの仮面」を身につける努力をした事に尽きます。

具体的には

・計画を立て、確実に実行する為の

タイムマネジメント

(今までよりも細かくスケジュール、元々苦手分野なので、管理が追いつかない物は部下に頼り助けてもらいながら)

 

・運動習慣を業務と業務の間に組み込み、心身の状態を前向きにする。

(中年なので、身体も気力も落ち、色んな意味でだらしなくなりがち(笑)

全盛期と同じ様にとはいかなくとも、周囲から見て健康的で精悍、清潔な外見を保つ)

 

・自分が休みの日も、自分の代わりに誰かが店を守ってくれている、無事に営業してくれていることに感謝する。思うだけでなく言葉にして伝える。

(私が店の主であり、手足となってくれているスタッフがいてくれる事、助けてくれているのは当たり前でなく、感謝するべき事。還元してあげられるように、成長機会や報酬UPなどの方策、そのヒントを考え続ける。)

 

てなトコロでしょうか。

え、周りの人達へのアクションは??

となると思いますが(笑)

私自身が変わる事で、周囲の皆も

「店長気合い入ってるなー!俺(私)も頑張りたい!」

といい意味で勝手に思ってくれたり、

私が以前とは違って、「こういう風にすればもっと良くなるよ!」「今日はこの目標・課題をクリア出来るように取り組んでみて!」⇒「(出来たら)すごい!さすがです!次もよろしく!」

と仕事をその人のレベルに合わせて、

指示出し⇒褒める⇒次の目標設定を繰り返してあげられるようになったことで、

「このお店で学べることが沢山あり、楽しいです!」

とアルバイトの子から直接伝えてもらえるようになったりしました。

 

つまりは、自分自身が変われば、周りも変わるという事です。

 

○次なるステージへ。

今は店長ですが、次はマネージャー。

 

1店舗だけでなく、3店舗、5店舗と

複数の店舗を管理する立場の役を演じる

ステージが待っています。

その為には、今よりもさらに

結果を出して行く(正確には、各組織の長、チームに結果を出してもらう)必要があるのですが。

 

今の自分であれば、少なくとも

半年、1年、2年前の自分よりは

「やりたいです!」と自信持って

言える自分になっています。

やりたい、やってみたいと言うのは

誰でもできるが、

(結果出す自信があるし、やりたいので)

やりたいです!

とはなかなか言えないと思います。

ちゃんと結果が出ないのであれば

降りる(降格)しかないので。

 

地球の、世界の中の小さな国の、

無数にある会社の中の一つの企業で起きている

出来事であるとしても、

やはりそれ(一度上がった所から降りる事)は

主観では恥ずかしいし、

男として情けないことです。

 

でも、失敗も含めて、またやり直せばいい。

成長し続けられれば良い。

 

と、人生死ぬまで成長目線で、

諦めず、腐らず、驕らず、他者だけでなく

自分にも寛容に。

 

演劇の師の皆さんから学んだ

「受け入れる」「学び続ける」「品性を磨く」

事を実践しながら

 

これからも着実に進みたいです。

 

今の会社に出会い、入社した事にも、必ず意味があると思うので。

 

演技と「いい奴っぽさ」しか取り柄のない自分を拾ってもらった事に感謝しつつ(笑)

 

しっかり恩返ししたいし、右肩上がりに成長している会社・社長・同僚の皆さんのスピードに食らいついて、大きな目標を達成するチーム・組織運営の一端を担っていきたいです。

 

久しぶりで、色々な事を思い返しながら綴りました。

 

こんな感じで、今後も不定期に綴っていきます。

 

まだまだ成長する海渡の、気まぐれブログ。

今後もよろしくお願いいたします!

 

海渡

 

 

 

こうでなくちゃ、がいなくなったら。

どぅも、海渡です。

 

明けましたね。おめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

皆さまにとって、2022⇨2023のゆく年くる年は、いかがだったでしょうか?

 

私はといえば、東京駅での年末年始の怒涛の営業を乗り越えて、故郷愛媛に帰省していました。

 

本日より、また東京駅と自宅の往復の生活が始まります。

 

その前に電車の中で、ふと考えついた事をまとめておきたいと。

 

まず、その年のテーマとなる漢字をイメージして、それを自家焙煎の豆で形造り、写真に撮るというのが毎年恒例でやっているマイ行事なのですが。

 

今年はなんだか腰が重く、まだ取り組めていません。今晩にでもやろうかな。

 

漢字自体は決まっているので、後は豆で形を作るのみです。また挙げるかもです🦆

 

さて、今回書きたい内容はタイトル通りなのですが。

「こうでなくちゃ」が薄れてきたなあという実感があります。

 

若い頃からずっとこだわりや、こうあらねば、あるべきというイメージに囚われがちだった私。そして今もその癖が残っていて、それを他者に押し付けてしまう悪い癖があります。

 

それが、34という年齢に達して、20代の頃に比べて明らかに薄れたなあと。

 

それは、自分自身や周りの方の様子を観察する中で、色々な体験を通して現実と理想の間にあるものや、世の理不尽、不条理な流れを、見て・感じて、得た影響かと思いますが。

 

そもそもこうあらねばいけない・べき人間なぞいない。

 

あるとすれば、それはただの妄想か演じる必要がある役割を演じている、或いはそれを誰かに・環境や状況などの何かに強要されていると思い込んでいるに過ぎないと。

 

それを実感を持って「そうだなあ」と思う様になったと言う事です。

 

それは別の言い方をすれば「カドが取れた」と言ったり、はたまた「牙を抜かれた」とも表す状態なのかもしれません。

 

私の主観としては、「前よりも少し他人に優しくなれるようになった。自分の失敗や足らない部分を許せる様になった」と思います。

 

それを顕著に感じたのが、今治帰省の時に行った、地元劇団でのWSです。

 

ムーヴメントの基礎の部分をグループワークで行なった際に、最初から最後まで、理性と感情のバランスが整った状態で指導出来ている自分がそこにいたし、受けている人達も、分からないながらもこちらの指導を素直に聞き入れてくださって、それぞれに短時間で動きの骨組みの部分を吸収して下さっていた。

 

若い時分の頃の私だったら。「違うよ!もっとこうして。そうじゃなくてこうした方が良い動きになる!やって!」

と、無駄に自分の正解や正論を(良かれと思って)押し付けてしまったり、すぐに教えてしまったりしていたかもしれない。つまり、感情が先行して、理性的な指導が出来ていない状態で、彼らの成長を最大限促せていなかったかも。

 

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今回は、あくまでも基本的な考え方を順序立てて伝えて、動き自体の手本は最小限だけやって見せて、後は自分で考えて動いてもらう。

ある程度自分なりにやってもらった上で、「いい感じ、ここはもう少しこうかもしれない。やってみて!」

と、自主性を重んじつつ、補助的な指導のみを伝える事を意識していた。

 

そうする事で、彼らの考える力、身体と脳、心を繋ぐ筋肉を最大限にトレーニングできたかも知れない。(決めるのは彼らなので、あくまでも出来た、とは書かないけれど)

 

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演技指導だけでなく、どんな場面でもそうありたいなぁ。その為にも、普段から自分の人間力を磨かねばなあと。振り返ってみて思います。

 

2023.いい気付きを得られて、幸先の良いスタートを切りました。

 

では、また。

黒い海に身投げして泳ぐ。もがきながら泳ぎ方覚える。

ども、海渡です。

 

随分長いし、物騒なタイトルになりやしたね。

メンタル壊れてるとかではないので(笑)ご安心下さいませませ。

 

先月のアクセス数が500超え、今月すでに200近くと、皮肉な事に俳優現役時代のアクセス数をやすやすと超えてきているこのブログですが…(笑)

 

引き続き、不定期に宇高の「今、過去」をお届けします。気長に、まったりお楽しみ下さい。

 

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写真は、飲食バイトしながら俳優やってた頃にお世話になり過ぎたお二人と。お二人とも本当に素敵な方で、恩師と呼んでます(笑)

彼らが店長で、私がアルバイトという関係でした。

彼らとの出会いがなければ、飲食業の世界に入ろうとは決して思ってなかったと思います。それ位、私に影響を与えてくれたお2人。

 

尊敬する先輩の背中追っかけて、私も奮闘中です。

 

前回の記事を更新してから1ヶ月。

その間にも様々なイベントがありました。

 

テレビ取材・年に二度の店舗の衛生検査・日々のメンバー教育・なによりもお客様に喜んで頂きながら、売上を獲得し続けるという事。

 

月に1600万円以上の純売上を上げながらも、管理者としての新しい業務を覚えたり、身につけたり。

 

正直、常に頭・心身ともにぱんぱんの状態になる事の方が多い日々です(笑)

 

数字と向き合う。

ルール守らない、言うこと聞かないメンバー(笑)と向き合う。

理想のイメージと距離のある現実と向き合う。

能力や資質の至らない自分と向き合う。

 

振り返ってみると、日々起こる問題を解決しながら、向き合う事の質や量が、かなり深く広くなってきた2ヶ月でした。

 

 

上を目指せば目指すほど、「キリねぇなあ」と思いながらも、時々転げそうになったり、足が痛くなったり。失敗を重ねながらも一歩一歩昇っていく感じ。

 

今年の目標というかThemaとしていた「翔」に、まさに重なるなあと思いながら、目の前の問題、中長期の問題の解決に勤しんでる。

 

自分の時間が足りない、もっと欲しいと思うときもありますが、今までの自分が甘かったんだなーとも思います。

足りないなら今の環境、状況で作れる様にもっと考えて、工夫して作れるようになろう、とか。

もっとメンバーに頼る事も覚えよう、とか(笑)

 

結局は自分次第、自分が変われば周りも変わってくれるよね〜という事をあらためて実感したりする今日この頃です。

 

とにかく忙し過ぎる毎日なので、心が荒んでしまいがち。このブログへ今の心境を書いて、客観的になるほどーこうなってるのかと観察したり、趣味のランニングしたり、Coffee豆の焙煎したり。

 

何より未来の成長して独立を叶えている自分と、事業を通してまだ出会ってない誰かに楽しんでもらったり、繋がったりしている未来像をモチベーションに変えて、これからも楽しんで努力重ねていこうと思います。

 

…てか、こんなクソ真面目な内容をどうやってまったり楽しんでもらうと言うのだね?海渡くんよ…(笑)

 

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先日食べてめちゃ美味かったシュークリームでもあげておやつテロして終わろ。

 

では、また!

まとまらないままでいい。とにかく出してみるの回。

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ども、海渡です。

 

「このハンバーガーは本物!」というのを本で知り、先日足を運んだシェイクシャック。

 

確かに"ホンモノ"だった。高いものには相応の価値があるって事がバーガーでも実感できる🍔体験。

 

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最近の自分の仕事人間ぶりには、自分を客観的に見てキモいなと思う位、没頭している。

ただ、飲食業にはそれ位、面白いなあ。深いなあ。と感じさせてくれる、演劇とはまた違う魅力というか、魔力があるんだね。

 

東京駅の地下飲食街でTOPレベルの売上を取り続ける繁盛店の責任者として「もっとこうした方がいい」「ここが足りない」と、今のメンバーでQSCを上げる方策に頭を捻る日々。

 

この3ヶ月で自身の変化に自分で驚くほど、いわゆる「社畜化(この言い方はやっぱり好きではないな)」している。

 

帰りの電車で眠りこけて、駅員さんに起こされる人を見て「カッコ悪いなあ」と思っていたのが、自分が「そっち側」になる日もある。

 

ただ、そんな自分を卑下しているというよりも、「よくやってる」「頑張り過ぎて自滅するなよ」と認めたり励ましたりする心情というか、穏やかに過ごせているので、病んでいる訳ではないのだと思う(笑)

 

30を越えて、新しい業界に足を突っ込み、最速で様々な「生き抜くスキル」を身につける。

それは並の努力では到底成し得ない事、特に私の様な不器用で「理性より経験で学び取る」能力が高い人間にとっては。

 

24歳の時に、

生涯一度でいいから海外の舞台で公演するメンバーに選ばれて立ってみたい。

という夢をロシアで叶えてから、私の人生は「いつ終わっても良い」という余生感から抜ける事は無く。

 

何をやっても、どんな体験をしても、日常(それが舞台の上なら劇中劇)という芝居を演じていて、それぞれの時間が「あーこれもあと何時間で、何日で終わり。はい次。」

みたいな、ある意味冷めた感覚で数年間を過ごしていたなと、振り返ってみて思う。

 

ベラルーシへの言語留学も、今まで体験したことのない刺激と、ステップアップを求めて行ったものの、「なんか違う、これではない。というか何しに来たんだ?☜」みたいな感覚になる事もあった。

行ったことに後悔は無いし価値は感じるけど、それでなくてはいけなかった選択ではなかったと振り返って思う。

 

今はどうかというと。

 

ほぼ一日中働いて、休みの日も仕事の事を考えていて、みたいな生活をしてるけど、全く「こんな生活嫌だな。辞めたいな。」とは思わないし、俳優を演じていた時もそんな感じだった。

 

日々何かしらの刺激的な(笑)テーマや事件が発生するので、「じゃあどうする?今の自分のベストは何?」を否が応でも考えさせられるし、その問題をクリアする度に経験値を積んで、独立する為の根幹の部分を修養している感覚がある。

 

つまりは、奴隷の様に(笑)働いていると俯瞰的に見れば見えるだろうけど、

 

私の主観としては「必要な経験であり、時間の使い方」と捉えられている。

 

それは「そうせざるを得ない自分を納得させる為に言い聞かせている」というものでなく、「そうしたくてしている」という感覚で在る。

 

とにかく人生は一回きりだから、余生感を感じつつも、今の自分が求める目的地に到達する為に。

卑屈にならず、自分の能力不足を真摯に受け止めつつ。

日々ベストを尽くして自分なりの最速、いや。神速の成長をしていく。

 

有言実行ですねぇ。

 

では、また。

着実な一歩

どぅも、海渡です。

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私が勤めるお店の入り口周り全景。これは9月の三連休中の大盛況の様子。空間がもう演劇なんよ。

 

東京駅の地下飲食街「グランスタ」の角店、東京ギョーザスタンドウーロン。

 

ひと月に1500万以上を売り上げる、とんでもない繁盛店です。

 

でも、それは今までこのお店を立ち上げ守ってきた先輩方や、沢山のメディアに関わり取材して下さる方々。

そして何より、旅路の途中に足を運んで下さるお客さんのおかげだなぁと。

 

転職して5ヶ月にして、このお店を任されるなんて。

私としては、本当にプレッシャーを感じるというか、胸がザワザワしながら数字と睨めっこする日々というか。

 

日々、お客さんと関わって感じる事は、

東京駅は本当に出会いや再会・別れの交差点だなーという事。当たり前だけど。

 

「お味いかがでしたか?」とお声掛けした際に、「美味しかったよ!」と返して下さるお客さんとの交流は、少し気恥ずかしいが温かい。

大きな荷物を引きずり入店して下さった方には

「すごい荷物!どちらからですか?」とお声掛けしたら、

「新大阪!仕事で写真撮りにきたよ」と、お客さんの旅路の詳細やストーリーをつまみ食いさせて頂いたり。

本当に、ただしんどい日々ではなく、楽しい場面がいくつも散らばってて、全然苦に感じない。

 

独立すれば、こんな既に軌道に乗ったお店ではなく、真っ新で、誰も知らない、助けてくれない店をこのお店と同じか、それ以上に売れるお店にしていく必要がある。

 

そんな事、可能なのか?と本当に不安になるばかり。

だから、とりあえず今はこのお店の営業を守る、改善できる所はしっかり改善し、より環境を良くしていくつもり。そして、ここで得られる経営に必要な能力や知恵を吸収して、磨いてく。

 

恵まれた環境に、勇気を持って飛び込む決心をした過去の自分に感謝しつつ、精進していきます。

 

では、また。

 

 

怒涛の日々 転職から5ヶ月目

ども、海渡です。

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めちゃくちゃお久しぶりです(笑)

 

そして。なんと、しばらく更新していなかったにも関わらず。

 

総アクセス数20000越えしてました!!!めでてぇ!

 

皆、ありがとう…こんな不定期過ぎるblogに遊びにきてくれて。もうちょい更新頻度を意識するよわたしゃ。

 

何から書こうか…ブログの書き方も薄らいでる感じです。

 

この感じ、逆に新鮮でイイな。思いつかずに探る感じ、インプロっぽくて。

 

ちと、思うがままに筆を進めてみます。

 

まず、2年勤めた学童保育のお仕事を今年の3月末で退職し。

 

4月から今にかけては、東京・立川を行ったり来たりしながら、飲食店のサラリーマンとして働いています。

 

めちゃ楽しくて、あっという間の4ヶ月。

 

こんなに仕事に没頭しているのは、人生で初めてかもしれません。

演劇のお仕事は大体2ヶ月から半年、長いもので1年〜2年間の契約でこれまでやってきましたが、ここまで密度濃く過ごした4ヶ月は、正直ないかも知れません。

 

それ位没頭してます。

 

お仕事の内容は、餃子とクラフトbeerのお店の社員として、日々お客様の接客をしたり、調理したり、アルバイトの皆にどんなお店、空間づくりをしていきたいか、その為にどんな立ち居振る舞いをして欲しいかを伝えたり。

毎日の売上を伸ばす為に色々な施策のサポートをしたり。自分が考えたり。

SNSの発信=営業になる為、日々の更新をしたり。

 

お店という空間を、たくさんの人に喜んでもらえる場所にする為のあらゆる工夫を考え、実践しています。

 

で、ずーーーっとこのままサラリーマンとして働くつもりではなく。

 

5〜7年後(目標)の独立に向けての修行中という感じです。

 

責任あるポジションを任されつつある事もあり、毎日刺激満載で、ギリギリで生きてる感があるのですが(笑)

 

これくらいの方が、私みたいな飽きっぽい性分の人間にとってはイイのかも知れません。

 

今まで役割として、様々な種類の人間を演じ続けて来ましたが。

 

これから3〜5年くらいは、「飲食店勤務の宇高海渡」としての役割を、ロングランで演じ続けてみます。

 

また、これからもブログではちょこちょこ近況を上げていきたいと思います。

 

今まで通り、気長に更新を楽しみにしてくださればと思います。

 

では、また。

 

 

今井純WS「台本のある芝居」クラスの最終日を終えて。

どぅも、海渡です。

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半年間のクラス、本日終わりました。呆気なかったけど、色々振り返ってみると面白かったなあって。

 

勉強、反省、試行錯誤、学びが沢山。

 

今まで磨いてきた刀が使える所、全然通用しない所、違う刀が、剣技が必要な所があったなって。

 

以下、Facebookの記事からの引用(追記あり)を掲載してみます。

 

【最終クラスの学び】


「本番に」実力を発揮する、実力以上のものを発揮出来る時がある、という幻想を抱かない。普段から「いつでも本番」という意識でいる事が肝要。その為の身体創り・mindsetを日々やるかやらないかで差が出る。

俳優は「本番に向かう為に稽古する」のだけど、「稽古で作り上げた以上のもの」が本番でいきなり出来るというのはお客さんが観ている事からの影響、それによる自分自身へのプレッシャー等、何かしらの勘違い=幻想である。

 

それはつまり「神頼み的に本番で奇跡が起こる」論に繋がりやすく、観客にも演者にも「不確実性の高い、ギャンブル的なもの。クォリティが日によってバラバラなもの」という、ネガティヴな要素を感じやすいものになってしまう。

 

舞台・演技は生物。なんだけど、毎回高いクオリティで観客に素晴らしいパフォーマンスを届けるのであれば、普段からそういった日によってパフォーマンスが変化してしまわない様な健康で、強く柔軟な心身を磨いておく。武士が刀が刃こぼれしないようメンテナンスしておく様に。アスリートが毎日トレーニングする様に。言語学者が毎日語彙力・基礎の知識チェックを欠かさない様に。

 

ただ、こういった精神性【大きなイベント・目的に向かって、短期的に集中して大きな成果を生み出そう】みたいなものは、日本の教育の在り方も大きく影響しているんだろうなと感じていて。

小学生の頃から高校を卒業するまで、毎日、同じ机と椅子を使って皆んなで同じ内容を、同じ時間に、同じ方向を向いて、勉強する。(このスタイルは学校の方針によっては大きく異なるけど)

教育委員会、学校という組織内の先生が全部決めた通りの授業、時間の使い方で。(実際にはもっと多くの、大きな組織が介入しているが)


定期テスト」「運動会」「合唱コンクール」など、本来学生の全員が日々意識的にトレーニングしていないものを無理やり短期間でこなして、最大のパフォーマンスを出そう!落ちこぼれは(居てもいいけど)足を引っ張らないでね!


と言う様な空気、同調圧力を感じやすいイベントを繰り返し体験する事で、出来ない人はどんどん自己効力感をすり減らしていくし、出来る人は「なぜ出来ない??私にとっては当たり前なのに」と分断を生みやすい状況を醸成してしまっていたり。

 

みんながやるから、私もやらなくちゃ。


じゃなくて、

 

「(色々考え抜いたけど)やっぱり私がやりたい。だからやるんだ」


「このイベントは(色々考え抜いたけど)私はやりたくないな。だからやらない」


と思える様な環境がもっと整っていくと良いな。

 

競争社会の中でも、「余白(あなたはあなた、わたしはわたし。相互理解をし、無闇に争わないし、競わない。どんな個性、特性を持っていたとしても、お互いの幸せを願いながら生きる…など)」を持てるマインドをそれぞれが持てる様な教育環境があれば、日本の演劇界も、もう少し変わるのかもしれない。

 

もし、これを読んだ演劇界・教育界に属する方に、「お前の観点は浅はか!」と私に対して感じさせてしまったら、それはごめんなさい。

勉強不足な所は真摯に受け止め、より深く考慮できる様に学んで行きます。

 

まだまだ未熟ですが、これからも精進です。

 

では、また。