今井純さん 台本のある芝居 11/1 フィードバック
どぅも、海渡です。
今日のクラスでの気づき。
演出・監督に怒られたり貶されたり、全部答えを用意されるのではなく。
俳優と俳優が心地よく、主体的にシーンに臨む。演出はその補助をする。環境を整える。
心理的安全性を確保しつつ、未知の宇宙に飛び込む。そうあるべきだなって改めて感じるクラスだった。
今の社会やニーズに迎合した集団でも、自分たちの居場所を延命させる為の集団でも、懐古主義的な拡がりの可能性を絶った集団でもなく。
多様性がどうのこうのという前に。
その場にいるスタッフ・キャストが対等な立場である事という事を大前提にして。
知性・理性・研鑽された技術と本能をバランスよく使って、お客さんにとって新たな宇宙を見せる為の、誠実で真摯な集い。
そんな現場が増えれば、日本の演劇界はもっと豊かな、面白い世界になる。
あとは…抽象的な、日常生活では意図していない行動原理の一つ一つを具体的にする事とは、どういう事?というのを、実践を通してあらためて学び直している。
これが土台にあって初めて、観客の心を動かせるシーン、シナリオを「虚構であり真実であるもの」として実現出来る。
もっと先へ進もう。
間違ったら引き返して、また進もう。
それが許される場所を増やそう。