Diversion

俳優13年⇒学童の先生2年⇒現在飲食業サラリーマン。珈琲豆焙煎人でもある宇高海渡のユルかったり熱かったりするblogです。記事の内容は随時添削する事が多いので、あなたが訪れた2.3日後には少しずつ変化しているかもしれません。ご了承下さい

研ぎ澄まされた感覚×抜く時は抜く

どうも、海渡です

 

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最近らくがきが楽しくて、ぼんやりしてるときについ描きたくなります。

 

本番が始まって10日が経とうとしている。

 

メンバーの皆さんも大分段取りが身体に入り、より、演技に集中しやすくなってきた様子。

 

ただ、油断するとそれがかえって注意散漫になる原因になり得ることも。

 

ロングラン公演の落とし穴ですね。

 

わたしはその為に、お客様の目の前に登場する前にある事をしています。

 

日々のルーティンワークに、「ある作業」を組み込む事によって、役を生きるための研ぎ澄まされた集中、日常の身体では使わないし使えない機能を使いやすい状態にしています。

 

もちろん日によって体調も変化するし、意識が散漫がちな時もありますが、どんな時でもベストを尽くしたい。

その為には、やはり無駄な時間を無くし、「今ここ」をいかに大事にできるかだなーと、感じます。

 

なので、舞台が終わった後は、ものすごい眠気に襲われます。

 

身体的な疲れよりも、精神的なエネルギーを放出しているので、内側からヘトヘトになるんですね。

 

たまに朝公演が終わった後、大体14時からフリーな感じになりますが、そこから昼寝してしまったりします。夜の12時まで…(笑)

 

そういう時に、仲間の大切さを感じます。食事やお酒を囲んでお話したり、ゲームしたりする時間。

20歳前半の頃は「そんなことしなくても自立できらぁ!」と思い、そういう場に参加する事を避けていました。というか、苦手だったんです(笑)あまり、人の愚痴を聞いたり、自分が話したりするのが。

全てが、その場にいない人に迷惑かけるような気がして。あと、単純に陰でこそこそその場にいない他人の話をするのが根本的に嫌いなんですね。我慢ならない場合を除いて。

 

真面目過ぎると昔からよく言われるので、少しずつ、石ころが磨かれて丸くなるように、私自身も丸くなるように心掛けたい。信念は曲げられないけど。

 

抜くときにはすっかり抜く。メリハリつける。これが、本番で力を発揮するコツだ。